タイトル通り、「ひすったーで表示される『ブロックの可能性』とは何か」って話です。
この手の動作に関する事を日本語で表現するのは苦手なので、仕様について明らかにする目的ではなく、その動作について正確に表す目的でもなく、あくまで雰囲気だけざっくりつかんでいただく事を目的とした文書であり、正確ではない可能性があるという点にご注意ください。
そもそも、TwitterAPIでは、すべてのアカウントからの被ブロック状態を得るようなメソッドは提供されていない*1ので、「@ωはN人からブロックされている」といった、すべてのTwitterユーザからの被ブロック数や、何もないところから「@ωは@βと@γと@δと@εにブロックされている」なんて情報を得る事は不可能です。
※例えば、認証ユーザのブロック状態を標本として「サンプルNNアカウントのうち、N人からブロックされている」とか、対象となるアカウントがαと固定されている前提で「認証ユーザが、対象αからブロックされているかどうか」といった話なら話は別ですが。
では、どういう基準で「ブロックされた可能性」を表示しているのかというと…。
ひすったーはその名の通り、フォロー・被フォロー(フォロワー)・ブロック状態を記録し、前回ログイン時のそれらのデータと比較して、
- フォローの増減
- 被フォロー(フォロワー)の増減
- ブロックの増減
などを記録し、それらを「履歴」という形で表示します。
で、それらの増減を元に、対象期間(前回のログインと今回のログインまでの間)にフォロー・フォロワー共に減少した場合、尚且つ自身が対象をブロックしたものではない場合・更にはアカウント凍結・削除等による減少ではないと判断できる場合などに「ブロックされた可能性」として表示します。
※ちなみに、アカウント凍結・削除に関する判定もAPIのリクエスト数を抑えるために割りとザックリとした曖昧なもの。
というわけで、ひすったーで表示される「ブロックされた可能性」は、認証ユーザのフォロー・フォロワー・ブロック状態の推移からその可能性のあるアカウントを挙げているだけであって、まったく繋がりのないアカウントからブロックされたといった事を捕捉するようなものではありません。(エスパーじゃないんで。)
ひすったー
https://followcheck.itby.net/
*1:少なくとも2017/03/05時点で。