作業する時にアニメを視ながら〜*1って事が多いので、デバイス問わず・メディア差し替え不要・好きな作品を選択して視聴可能な動画見放題サービスは重宝しています。
というわけで、タイトル通り、主にアニメしか視ない人間としての動画見放題サービスを比較してみます。
各サービス、見放題対象の作品は増減するので以下、2016/02/12時点での話という事で。
各見放題サービスの特徴
バンダイチャンネル
URL:http://www.b-ch.com/
料金:1000円(税抜)/月
同時再生可能端末数:1台のみ(別の端末でログインすると先にログインした側の端末のセッションが切れる)
オフライン再生:不可(ストリーミング再生のみ)
一部実写作品や特撮系作品があるものの、基本は「アニメ作品」を対象としたサービスなので、見放題のアニメ作品数ではトップクラス。*2
関連作品の一覧*3等も表示されるし、フルスクリーン状態で「次の話」「前の話」に飛ぶ事が出来るので「ながら観」には最適。
また、後述するサービスと比較して、好みの作品を探しやすい気がする。*4
hulu
URL:http://www.hulu.jp/
料金:933円(税抜)/月
同時再生可能端末数:1台のみ
オフライン再生:不可(ストリーミング再生のみ)
ドラマ・映画・アニメ等が見放題なサービス。
アニメ作品は他サービスと重複するものがあるものの、この記事を書いている時点で「名探偵コナン」数百話が見放題だったりと、その辺りをただひたすらに流しっぱなし〜…とかする場合は、割といいかもしれない。
ジャンル分けが割と大まかで、作品一覧が大まかなカテゴリ分けでの順次読み込み*5なので、視聴したい作品が特に決まって居ない場合、一覧から視聴したい作品を探すのにちょっと苦労する。(視聴したいものが決まっているならキーワード検索で良いのだけれど。)
フルスクリーン状態で「次の動画」から、次の話があれば*6「次の話」に飛ぶ事が出来るものの「前の話に戻る手段が無い」*7ので、視聴中、別の事に気を取られている間に話が進みすぎて前のエピソードが気になった場合、フルスクリーン状態を解除した上で「エピソード一覧」から前の話を選択する必要がある。話数が多い作品だとその点を少々不便に感じる事がある。
Netflix
URL:http://www.netflix.com/
料金:650円(税抜)/月〜(プランによる)
同時再生可能端末数:プランによる。最安のプランでは1台のみ。
オフライン再生:不可(ストリーミング再生のみ)
ドラマ・映画アニメ等が見放題なサービス。
最安のプランは650円(税抜)から契約する事が出来、プランによって同時再生可能端末数が違ったり、視聴画質が違ったりする。
この記事を書いている時点で、会員登録していないと見放題対象作品一覧を確認する事が出来ないので、その点が契約時の枷になる気がする。*8
見放題対象作品は価格を考えれば充実しているし、他の見放題作品では見かけない作品も結構見放題となっている。
プラン毎に同時再生可能端末数に違いがある点や、複数のプロフィールを登録する事が出来る辺り、家族等での利用が想定されているように思える。*9
見放題作品一覧はhuluと同様、大まかなカテゴリ分けでの、画像付きの順次読み込みなので、視聴したい作品が特に決まっていない場合は、視聴する作品を選ぶ際に少々面倒。
ただ、視聴する作品さえ選んでしまえば、フルスクリーン状態で、シリーズのエピソード一覧等をポップアップで表示してくれてそこから各エピソードに飛ぶ事が出来るので、その点はかなり使いやすい。
アニメ作品はそれ程多くないものの、この記事を書いている時点で「セーラームーンR」や「ちびまる子ちゃん」や「日本まんが昔ばなし」などマニアック(?)なものや、「魔法科高校の劣等生」「鋼の錬金術士 フルメタルアルケミスト」「シュタインズゲート」など、比較的新しく人気の作品も公開されている。
Amazonプライムビデオ
URL:http://www.amazon.co.jp/
料金:3715円(税抜)/年(ただし、動画見放題サービスの料金というわけではなく、Amazonプライム会員料金。Amazonプライム会員向けの付加サービスという位置づけ。)
同時再生可能端末数:不明
オフライン再生:ダウンロード可能
Amazonを頻繁に利用する方なら割と会員になってそうなAmazonプライムの会員向けの無料サービス。
ダウンロードしてのオフライン再生も可能。
アニメ作品は、他サービスとの重複等あるものの比較的新しめの作品も有り。
というか…。個人的にカナリ良いと思ってるのが…。
この記事を書いている時点で「映画ドラえもん」が見放題な点。
但し、見放題以外でのビデオ購入も超簡単に出来てしまうので「誤って購入してしまわないように気をつける必要がある」*10。
プライム見放題対象に限定して視聴作品を探すのはちょっとダルいけれど、元々プライム会員の方であれば実質無料で利用出来るようなものなので、多くは望まない。
各サイトについての超個人的評価
PCおよびモバイルアプリでの動画視聴関連UI
視聴する作品が決まっている場合…。
Netflix >> バンダイチャンネル > プライムビデオ > hulu
Netflix は動画視聴画面で同一シリーズの他エピソードを選択する事が出来るので、エピソード数が多いシリーズであればあるほど、Netflixがラク。
バンダイチャンネルは動画視聴画面で前後移動が可能な点が良い。
プライムビデオ及び、huluは「次のエピソード」への移動は可能なものの「前のエピソード」への移動が不可なので、その点がちょっと使いづらい。
個人的にhuluの評価が低い理由は…。
- 連続再生にしていると10作品再生し終えた後、別の作品に勝手に移動してしまうので再生しっぱなしで放置しているといつの間にか全く別の作品が流れてたりする点
- エピソード数が多い作品について「サブタイトルのみ」が表示され、現在何話を視聴中なのかが表示されない事が多い点(PCでの視聴で、フルスクリーンではなく、通常表示であれば下部のエピソード一覧(スライダー形式)で現在視聴中のエピソードが強調表示されはするけれど。)
- エピソード数が多い作品はシーズンをドロップダウンで選択する事が出来るけれど、通常表示→フルスクリーン→通常表示に切り替えた場合にシーズンの選択がリセットされて下部のスライダーで1話からたどるか、シーズンを再度選択して、そのシーズンの一覧(スライダー形式)で視聴するエピソードを選択しなければならない点。
要は、エピソード数が多い作品であればある程に、視聴しづらさが際立つ感じのUI。
せっかく、現時点で、名探偵コナンが700話以上、NARUTOが200話以上、家庭教師ヒットマン REBORN!が100話以上、長編アニメが見放題対象なのにそれを視聴する際に不便が多い。
アニメ動画作品数
数えたわけでは無いけれど、バンダイチャンネルの圧勝だと思う。
見放題作品の探しやすさ
バンダイチャンネル > その他
バンダイチャンネルの場合、テキストベースでの見放題作品全一覧があり、ブラウザのページ内検索でページ遷移せずに作品探しが可能なのでその点で。
契約しやすさ
Netflixは契約前は「視聴可能作品一覧」的なものを確認する事が出来ないので、契約しづらい気がする。
*1:ドラマだとか実写映画等は、ながら観する際に登場人物の見分けが付かない事が多いのであまりみない。
*2:見放題対象の作品以外でも有料でのストリーミング再生を提供している。
*3:2期や映画版等が存在する場合
*4:ほぼアニメしかないという点と、ジャンル・タグ付けの関係で。全見放題対象作品の一覧をテキストで一括表示出来る点が個人的には気に入っている。
*5:画像付き
*6:ない場合は続編や類似作品が表示される
*7:多分
*8:最初の一ヶ月無料キャンペーン中なので、作品一覧確認したければ登録すれば良い話ではあるのだけれど。
*9:プロフィール1つしか登録していないので良くわからないけれど「あなたにおすすめ」みたいな項目があるあたり、プロフィールに応じて最適化されたりするのかもしれない。
*10:設定次第