「クラウドライク」なんていいつつ「クラウド」ってなんだろうーとか思いつつ書いてます。
さて、今年5月くらいにサービスリニューアルという事で、一新されたConoHaをちょっとだけ利用してみました。
とはいえ、サービスリニューアル前はアカウント取得しただけで実際には利用していないので、リニューアル前・後合わせても「ConoHa初体験!」って事になるのだけれど。*1
ユーザ登録
まず、メールアドレス・パスワードの登録→携帯認証→支払い方法の登録 みたいな感じだった気がする。*2
「支払い方法の登録」が完了するまでは、サービスメニューは表示されているものの、それらのメニューへはアクセス不可能。
VPSまたはアプリケーションサーバの追加
「ユーザ登録しただけでは何も始まらない」ので、まず、サーバを追加しなくてはならない。
リージョンは2015/08/28現時点で、東京・シンガポール・アメリカ から選択出来る。
VPSの追加
VPSの追加は以下のような画面で可能。
VPSを追加する場合、予め用意されているOSイメージからのインストールの他、アプリケーションをそのまま利用可能な状態としたOSテンプレートを利用出来たり、「自身が保存したイメージ」からのインストールも可能な模様。*3
メモリや、ストレージの容量、自動バックアップオプションの利用の有無等を選択していくと、「月額利用料金」(一ヶ月丸々利用した場合の料金)及び「時間単位の利用料金」を自動計算され表示される。
なお、メモリ・ストレージ・自動バックアップオプション共に後から変更可能。*4
アプリケーションサーバの追加
DBサーバとメールサーバを追加する事が出来る。
メールサーバはまだ試していないので、以下はDBサーバの話で。
ConoHa DBサーバ
現時点で、ストレージの容量は10GB〜100GBの間で選択可能。
DBサーバはMariaDB、バージョンはこの記事投稿現時点で、10.0.19。
VPSと同様リージョン選択可能、またストレージ容量や自動バックアップオプションの利用の有無を選択していく事で、月額利用料金及び時間単位での利用料金が自動計算され表示される。
DBサーバへのDB追加及び、DBユーザ追加は、ConoHa のコントロールパネルから可能。
DBユーザ毎に利用可能なDBと接続許可ホストを設定可能。(ConohaのVPSとローカル接続が可能な他、一応外部のネットワークからも接続可能。)
また、DBユーザとは別にphpMyAdminユーザを追加する事ができ、ソレを追加する事でphpMyAdminも利用可能となる模様。
ちなみにストレージはSSDらしい。
ストレージ10GB〜で月額500円〜。ConoHaのVPSを利用する前提で、ちょっとした用途であれば、自身でDBサーバを構築するよりも、アプリケーションサーバを利用した方が便利なこともあるかもしれない。
ConoHaの良いところ
コンパネにログインしてサーバ追加したりしただけで、実際に利用を開始したとは言いがたいところなので、「良いところ」といっても、挙げられる事はそう多く無いのだけれど。
- 初期費用無料・時間単位での利用が可能*5なVPSサービスとしては、最安クラス
- グローバルIPの追加・オブジェクトストレージ・自動バックアップ・スナップショットなど、魅力的なオプション多数
- リアルタイムにスケールアップ・スケールアウト可能
- OSの入れ替え(再セットアップ)等も他社サービスと比較して早い気がするし、お手軽
- ストレージがSSDということもあるのか、サーバの起動・再起動が結構早い
- 時間単位で課金(一ヶ月丸々利用した場合は月額適用?)されるので「ちょっとこの機能試したい!」とかでもお手軽に試せる
- 時間単位での課金なので「ちょっとテスト用にサーバ…(略)」とかでもお手軽にサーバ作って消せそう
ConoHaのサポート
ちょっと色々確認したいことがあって、サポートに電話してみたけれど、オペレータのお兄さんが大変丁寧に応じてくれてちょっと安心。
その他
先日、丁度コンパネで「ConoHa初体験!」みたいな感じで、色々試している時に、一瞬「コンパネ重くね!?」って状態に陥って、しばらくしたらなおったのだけれど。
何かタイミングよく(?)コントロールパネル関連の障害発生していたらしく、その後メールとウェブ上でその障害についてちゃんと告知されてた辺りにちょっと感心。
関連リンク:
ConoHa
https://www.conoha.jp/