いわゆる「時事ネタ」ってのは「バフ」的に割と珍しい事だと思いつつも。
まぁ、ソレそのものの話でもないのでどうでも良いかなーとか。
2億ドル、現在の相場でおよそ237億円。
他所の国の事なんてしった事じゃないので、日本の話で。
日本でも「債務を苦にして自殺」なんてのは結構ある話ですけれど、その自殺の理由とされる「債務の額」ってのは実のところ大した額ではなかったりする事あるんですよね。
その真意はともかく、外から見て考えられる理由として、せいぜい数百万円〜数千万円程度で首を括っちゃう人ってのは結構いらっしゃるようです。*1
例えば、今まさに債務を苦にして首を括ろうとしている方の目の前に、その人が抱えている債務と同額+αの「現金」を取っ払いの返済不要として差し出す事が出来たとしたなら、その方は、とりあえずその場だけは首を括らずに済むかもしれません。
とか考えると、日本においても「人の命」ってそんなに高く無いなー…なんて良く思います。*2
さて、今回、話題になっている「人質二人に対して2億ドルを要求〜」って、要は1人当たりの命に対して約120億円の価値をつけたって事に置き換える事が出来るのですけれど、上記のことを踏まえた上で考えると、随分とぼったくり設定だなーとか。
余談ですが、個人的な考えで、日本人として、一番恐ろしいと思われる債権者、もっとも取り立てが厳しいと思われる債権者は実は「日本という国」じゃないかと考えていたりします。*3
気の小さい日本人としては、日本という国に対して債務を負う事がないように堅実に生きていきたいものです。